ビジネス 一般コラム

自分のやる気を頼りにしない?成功している人と普通の人の考え方の違い

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成功している人と普通の人の考え方の違い

精一杯頑張っているのに結果が出ない、という経験はありませんか?
あるいは、こんなに努力しているのに報われないと感じていませんか?

ビジネスで結果や成功を勝ち取るにはやる気がなければ始まらないのが常識です。
しかし、「思い描いたものと違う」「今のやり方は非効率的な気がする」「成功者はもっとスマートにこなしているので」といった感情が芽生えることもあります。

成功者と普通の人は考え方には大きな違いがある、という言葉をよく耳にしますが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

そこで今回は成功している人考え方や違いについてご紹介します。

そして大切なことを最初にお伝えします。ここでお話しする「成功」とはお金持ちで物が豊かな生活というよりも、日常生活でごく簡単に自分の思い描いた通りの結果が出るといったことを指しています。

無理して頑張らなくてもなんだか毎日うまくいく、したいと思っていることが思い通りにできる、といった成功を手に入れたい方はぜひこの記事を参考にしてください。

成功する人は、自分のやる気を頼りにしない

成功する人ほど「やる気」「モチベーション」という言葉をあまり使いません。
やる気と成功はまったく関係がないことを意味します。

そう聞くと「え?」と感じませんか?
モチベーションを高めてゴールに向かって突き進むからこそ成功するのでは?と感じるはずです。

成功する人ほど「やる気」「モチベーション」という言葉をあまり使わない

そもそもやる気やモチベーションをなぜ重視するかというと、ゴールまであきらめずに継続するためです。
途中で投げ出してしまっては成功できないので、やる気やモチベーションを維持しゴールを目指します。

ところが成功する人の考え方はこうです。

ゴールに達するまで必ず継続できる「やり方」を考える。

やる気は関係なく、続けることができる仕組みを作ることにのみ集中するのです。続ける仕組みを作り上げ、それを忠実に進行していく中では失敗は起こりえません。

何らかのトラブルが発生してもそれを1つ1つ対処し引き続き継続すればよいだけだからです。(仕組みをどう作っていくかについては後述します)

人の意思はとても勝手です。
週に1回のジョギング、お酒を控えると心に決めてもすぐ心変わりしてしまいますよね。だからこそ、やる気に頼ってはいけないのです。

成功する人ほどやる気に頼らない、成功したいならやる気ではなく続ける仕組み作りに集中するべきということですね。

成功している人と普通の人の違いは?

では、成功している人と普通の人の考え方がどのように違うのかを見ていきましょう。決定的な2つの違いがあります。
この2つは科学的な研究結果から導き出されています。

違い1. 成功者はネガティブな感情・思考がない

プラス思考についてはメンタルトレーニングの記事でも書きましたが大きな勘違いがあります。

それは「プラス思考でいるべき」ではなく「マイナス感情がゼロの状態こそ正しい感情パターンである」ということです。

プロセスとして、気持ちを無理やりプラスに傾けるのではなくマイナスがないことが正しい状態であると認識することが大切です。そして感情だけではなく思考、考え方、行動も含みます。
具体的な例で理解を深めましょう。

  • 成功している人:
    自分は必ず成功する。途中で何らの問題が発生してもそれを1つ1つクリアすれば目標を達成できる。
  • 普通の人:
    きっと途中で何度か失敗するだろうしそれでも続けられるか不安だけど、自分ならきっと目標を達成できるはず。

ネガティブな感情や思考があるかどうかがポイントです。
成功するためにはネガティブな感情をゼロにできるかどうかにかかっていますね。

違い2. 成功者は潜在意識をフル活用している

潜在意識とは無意識状態を指します。話題を集めた引き寄せの法則も「潜在意識に刷り込む」という内容です。
そして潜在意識をわかりやすく言うと、眠っている間や眠る直前の無意識の状態です。成功者は眠っているときにも成功を収めるための行動を行っています。

有名なエピソードとしてエジソンの例があります。
発明王のエジソンは生涯で1000件以上の特許を取得していますが、発明のアイデアは主に眠りや夢によって引き出されていたことが伝記に記されています。
そのため、うたた寝であっても鉛筆とメモ帳を手放さなかったそうです。

潜在意識の対となる言葉として顕在意識があります。
顕在意識は普段の意識がある状態で、人の脳に届く意識の約9割が顕在意識です。つまり潜在意識は残りの1割程度という少ない割合です。

量で言うと圧倒的に潜在意識の方が少ないのですが、意識への影響度合いでいうと断然潜在意識の方が強くなります。
痩せたい!という顕在意識だけであればふと気を抜いた瞬間に自然とスイーツに手が伸びているかもしれませんが、潜在意識まで埋め込まれていると「あれ?食欲なくなったかも」と感じるといったイメージです。

潜在意識を活用できれば頑張らなくても結果が手に入るということですね。

成功する人の考え方

1. 続けられる仕組みを作る

続けられる仕組みを作る

成功する人は続けられる仕組み作りを重要視しています。

仕組みとは、目標達成までに起こりうる出来事について先にルール化しておくことです。また、物事が自動的に進むよう自動化することも仕組み作りの1つです。

例えば、100ページの専門書を読む必要がある場合、空いている時間を利用して読もうと思うだけでは途中で断念してしまうリスクが高くなります。
一方で成功する人は、書籍のどの部分を集中して読むべきか、アウトプットをどうするか、1日に読むページ数と読破までの所要日数など全体を考察してから読み始めます。

専門書を読むことで何を得たいのかを明確にし、なおかつ途中で辞めてしまうことがない仕組みを最初に作ってしまうのです。

そしてこの情報社会の中、成功する人は情報を自動的に入手できるツールやサービスを利用しています。
自分が動かなくてもある意味機械的に情報が流れてくるようにするのです。

続けることの重要性は誰しも理解していますが、やる気に頼るのではなく、続けるための仕組みを作ることが重要です。

2. 高い目標を設定する

高い目標を設定する

さまざまな自己啓発本に「目標は低めに設定した実現可能なものを細かく立てる」と書いてあります。
これは間違ってはいませんが、本当に成功する人は最終的な高い目標をきちんと設定し着実に進んでいきます。

また、目標を設定する際、守りに入った控えめな目標にしてしまいがちですが、成功する人はマイナス感情やマイナス思考がないため、本当に手に入れたい結果を目標に設定します。

例えば、営業成績月額1億円という希望を持っていても「自分はまだ入社2年目だし達成できなかったら恥ずかしいから5000万円にしておこう」といった思考です。
成功する人は希望額の1億円をそのまま目標に設定し、もし何度か達成できないとしてもゆくゆくは確実に達成するのです。

成功する人が高い目標を設定できるのは、マイナス感情やマイナス思考がないという理由だけではありません。

それは目標に対する具体的な行動目標がイメージできているからです。どんな行動を取れば1億円を達成できるのか、それが頭に思い描けているからこそ高い目標であっても気後れせずに設定できる、と言えます。

そして達成できないことを失敗と感じず、随時修正しながら結果を出すのです。
達成できなかったら恥ずかしいという気持ちそのものが不要ということですね。

3. 苦労や手間を惜しまない

苦労や手間を惜しまない

電球を発明したエジソンは1万回の実験を重ねようやく電球の発明に成功しました。
ただしインタビューを受けた際、「1万回失敗したのですね」というコメントに対し「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」と答えています。

成功する人は、労力がかかることや手間を惜しみません。
それは、無理やりポジティブに考えているのではなく、結果を出すために必要な行為であることを認めているからです。

簡単な方法と難しい方法があれば、できれば簡単な方法を取りたいのが人の常です。ところが、難しい方法の先に成功があるのであれば進んで難しい方法を取る勇気が必要です。

もしエジソンが10回程度の研究で電球を発明していればどうなっていたでしょうか?
発明品である電球の素晴らしさは変わらずとも、「強運」「天才」といったイメージが強くなっていたかもしれません。

労力や手間を惜しんでいては成功から遠ざかるかもしれません。そして苦労する物事を楽しみながらこなすことも大切なのですね。

4. 失敗を人のせいにしない

失敗を人のせいにしない

成功する人は、結果が出なかったとき人のせいにすることはありません。かと言って自分を必要以上に責めることもしません。ただ事実として受け止めます。

何かに失敗したとき「あの人のアドバイスに従っただけなのに」「今回はタイミングが悪かっただけ」というふうに自分以外のものに責任を押し付けたくなります。そうすると心が少し軽くなるからですね。

でも、成功する人は人も自分も責めることなく事実として受け入れ、次なる対処を粛々と行います。そもそも失敗は存在していないので、起こる出来事をクリアしていけば良いと考えているからです。

成功する人には、失敗してはいけない、自分を守りたいといった気持ちはありません。ただ掲げた目標を達成させるためにやるべきことを進めていく、ということに限るのです。

成功する人はとてもシンプルな考え方を持っているのですね。

5. 必要なものにはお金を使う

必要なものにはお金を使う

お金をどう使うかにおいても成功する人の考え方はシンプルです。必要なものには惜しまずお金を使います。

例えば時間を有効活用するためのサービス、健康な体を維持するためのエクササイズコーチ、組織や経営に関して学ぶ講義などです。
本やインターネットで得られる知識ではなくあえて講義を受講する、マンツーマンでエクササイズを指導してもらうといったお金は、「もったいないのでは?」と感じる人も多いかもしれません。

成功する人がこれらにお金をかける理由は、ただ必要だと認識しているからです。そして、ゴールまでより素早くそして確実に到達できることがわかっているからです。
エクササイズコーチに関しては、1人で黙々と運動を行うよりも専門家のアドバイスを元にエクササイズを行った方がシェイプアップしたい部位や強化したい筋肉に対し確実な結果が得られます。

とはいえ成功するためにいっぱいお金を使わないといけないということではありません。本当に必要なものには惜しまずお金を使うということです。

6. 新しいことを積極的に学ぶ

新しいことを積極的に学ぶ

今から10年前に販売されていたパソコンは、大きく重く性能も今よりはるかに劣ります。
10年の間で技術は大きな進化を遂げています。一方で私たちはどうでしょうか?パソコンとは逆に、10年前の方が脳みそも体力もパワーがあったと感じている人も多いのではないでしょうか。

成功する人は、パソコンと同様に日々進化を続けています。進化を続けられるのは新しいことを積極的に学んでいるからです。

生活をしていると、知らないことや言葉に直面してもそのままふたをしてしまうことがあります。
リサーチし勉強することは時にとてもおっくうに感じますよね。ただ、成功する人は常に貪欲に学習をしています。成功しているほど物知りで話題が豊富、好奇心旺盛な人が多いのも学び続けていることが理由です。

10年前の大きく重いパソコンはすでに必要とされなくなり、進化した新しいものが必要とされている時代です。いつまでも必要とされるためにも学び続ける気持ちを忘れてはいけないですね。

まとめ

成功している人の考え方をご紹介し、普通の人の考え方とどう違うのかご説明しました。成功している人はやる気やモチベーションではなく、目標を必ず達成させるマインドが強いということがわかります。

もし今、限度いっぱいまで頑張って仕事をしているという方がいらっしゃれば、成功している人の考え方をぜひ参考にしてください。

結果がすべてと言われるビジネスの世界、精神的な努力を一生続けることは大変な作業です。

そして「仕組み作り」「潜在意識」「マイナス思考をゼロに」といった考え方は今すぐ取り入れることができるはずです。ぜひ成功している人の考え方を参考に、やる気に頼らず結果を手に入れましょう。

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