婚活を成功させるためには、会話がとても重要です。
楽しい会話はお互いの理解を深め、さらにあなたのイメージアップにもつながります。
しかし、いざ婚活に参加すると「なにを話せば良いのか…」と戸惑ってしまう人もいるでしょう。

そこでこの記事では、婚活での会話で心がけるポイントと具体的なテクニックを詳しく解説していきます。
婚活ならではの避けるべき話題やNG行動も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

婚活中に異性との会話で心がけるポイント5つ

婚活中の会話で大切なのは第一印象です。
とくに婚活パーティーでは最初の会話で好印象を与えなければ、なかなか次にはつながりません。
では、婚活で第一印象をアップさせるには何をすべきなのでしょうか。
まずは、婚活中の異性との会話で心がけるポイントを解説します。

ポイント①笑顔で挨拶する

婚活では最初の挨拶で相手の印象が大きく変わります。
相手と会話を始めるときは、笑顔で挨拶から始めましょう。
笑顔の挨拶は相手に親しみやすい印象を与えます。
また、会話を楽しもうとしている前向きな気持ちが伝わります。
「自分に好意的だ」と感じれば、相手の緊張も解けるので会話が盛り上がりやすくなるでしょう。

とは言え、初対面はあなたも少なからず緊張するかもしれません。
自分が思っている以上に表情が硬くなっている可能性があります。
ですので、毎日身だしなみを整えるときに、鏡の前で笑顔の練習をすると良いでしょう。
意識的に口角を上げて目を細めると、明るい印象になります。

ポイント②相手に興味を持つ

「上手に会話しよう」と思うと、無意識にプレッシャーを感じて緊張が強まる恐れがあります。
婚活の会話では、相手に興味を持つように心がけましょう。
「この人はどんな人なんだろう？」と興味を持つだけで、話したいことが浮かびやすくなります。
婚活は相手を知る貴重な場だと考えて、会話の機会に恵まれた人に好奇心を持って接してくださいね。

ポイント③聞き上手・質問上手を目指す

婚活では自分をアピールするため、あるいは沈黙を恐れて言葉数を増やそうと一生懸命になりがちです。
しかし、あなたが饒舌になりすぎると、相手の言葉数が減ってしまいます。
すると、相手の情報が不足するだけではなく、場合によっては「全然しゃべらせてくれなかった」と、あなたのイメージを下げてしまうかもしれません。

人は自分が楽しくたくさん言葉を発したときに「この人との会話は楽しい」と感じるものです。
婚活では相手に楽しく話してもらうことを第一に考え、聞き上手質問上手を目指しましょう。
「3対7」で、あなたが3を心がけると丁度良いバランスになります。

ポイント④簡潔な言葉を選ぶ

婚活で相手と話せる時間は意外と少ないものです。
とくに、婚活パーティーでは1対1で話せる時間は限られています。
ですので、婚活の会話では簡潔な言葉選びを心がけましょう。
短くわかりやすい言葉を選ぶと会話のテンポが良くなり、短時間でも情報量が多くなります。

また、あなたの印象を良くするためにも、簡潔な言葉選びは重要です。
初対面の相手に長く難しい話をすると「つまらないな」「めんどうだな」と思われるリスクがあるので注意してくださいね。

ポイント⑤姿勢や仕草に気をつける

会話で好印象を与えるためには、実は見た目がとても重要です。
だらしない姿勢で落ち着きない仕草をされると、会話が楽しくても見た目の印象の悪さが残ってしまいます。
場合によっては「退屈している」「イライラしている」と誤解されるかもしれません。

婚活では背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけましょう。
また、無意識に手遊びをしたり、貧乏ゆすりをしたりしないように、良い意味で緊張感を保つことも大切です。

婚活の会話で異性に好印象を与えるテクニック8つ

婚活の会話の心がけを準備したら、次は実戦です。
婚活で異性と楽しい会話をして好印象を与える具体的なテクニックを解説します。

テクニック①プロフィール情報を有効活用する

婚活パーティーでもマッチングアプリでも、プロフィールを公開するものですよね。
プロフィールに記載されている内容を有効活用するのが、婚活の会話で好印象を与えるテクニックの基本です。

なぜならば、プロフィール欄には「話題に出してほしい内容」が書かれているケースが多いから。
もちろん、必須項目で仕方なく記載する場合もありますが「見せたくない」という情報は隠し、アピールしたい点を書くのが人間心理です。
とくに、詳しく書かれているプロフィールは、相手がアピールしたい項目の可能性が高くなります。
婚活ではプロフィールをしっかりチェックし、内容が濃い部分から話題にすると相手に喜ばれるでしょう。

テクニック②質問されたら同じ質問を返す

婚活の会話中に、相手から何かを質問されるのは良くあることですよね。
この場合、質問に丁寧に答えたあとに、あなたから同じ質問を返しましょう。
相手からの質問は、相手の関心が高い内容の可能性が高く、話が弾みやすいのが特徴です。

また、相手は「同じ質問を返される」という前提であなたに質問しているかもしれません。
同じ質問を返して会話を盛り上げるのは、当然の気遣いと考える人もいます。
「質問されたら、自分も同じ質問を返すまでが1つの話題」と考えて対応しましょう。

テクニック③相手が饒舌になったら話を掘り下げる

会話で好印象を与えるには、相手に楽しく話してもらうことが重要です。
さまざまな話題の中で相手が饒舌になったら「好きな話題」のサイン。
聞き役に徹しながら、話を掘り下げていきましょう。
好きなことを話すと楽しい気持ちになるので「話しやすい人」という印象を与えられます。

また、相手の好きな話題に合わせると、価値観や趣味嗜好がよくわかるのもメリットです。
あなたと相手の相性を見極める大切な情報なので、集中して聞いてくださいね。

テクニック④共感するときは嬉しさをアピールする

人から共感されると嬉しいものですよね。
婚活でも会話では意識的に共感しましょう。

共通点を見つけたら「自分も同じです」「わかります」と言葉で共感を示しつつ、嬉しさをアピールするのがテクニック。
「あなたとの共通点を見つけて自分は喜んでいます」という気持ちを、表情や態度に出すのです。
すると、より一層共感が伝わりやすくなり、相手の承認欲求も満たされます。

テクニック⑤相手と自分の動きを同調させる

婚活の会話では、さり気なく相手と自分の動きを同調させましょう。
たとえば、相手とタイミングを合わせて飲み物を飲んだり、笑いのテンションを合わせたりなど。
ミラーリング効果といって、自分と似た動きや仕草をする人に対して好感を抱く心理が働きます。

婚活の会話で好印象を与えるテクニックは、話し方だけではありません。
仕草や行動も工夫をして、あなたの魅力を効果的に伝えてくださいね。

テクニック⑥小さな失敗談を用意しておく

アピールしたい気持ちから、婚活ではつい長所や過去の実績を話題に出しがちです。
もちろん、自分の良さを伝えるのは大切なことですが、実は失敗談を披露したほうが、好感度が高まります。
ユーモアのある失敗談は、相手に親しみを感じさせるからです。

婚活では、小さな失敗談をいくつか用意しておきましょう。
深刻なものではなく、ついうっかり誰もがやってしまいがちな失敗談が良いでしょう。
「そういうこと、ありますよね」という共感を呼び、親近感が高まります。

テクニック⑦ポジティブな言葉を積極的に使う

楽しい会話は言葉の選び方も大切です。
婚活ではポジティブな言葉を積極的に使いましょう。
たとえば「楽しい」「嬉しい」「すごい」「すてき」など。
短い言葉でも内容がポジティブだと、会話が明るくなります。

また、相手からポジティブな言葉がけをしてもらったときは、素直に喜ぶのもポイントです。
謙虚さは大切ですが、謙遜しすぎると相手が否定されたと思うかもしれません。
婚活では褒められたら素直に受け取り、感謝の気持ちを伝えましょう。

テクニック⑧とくに気に入ったときは「また」と伝える

婚活では会話が盛り上がっても次につながらないケースもあります。
なぜならば、多くの出会いがあるため、楽しくても印象が薄いと埋もれてしまうからです。
「この人のことをもっと知りたい！」と思うほど気に入った相手には、会話の終わりに「またゆっくりお話させてください」と笑顔で伝えましょう。

「また」と言われた相手は、あなたが自分との交流を望んでいるのだと思うので、次の機会に話しかけやすくなります。
この一言で、あなたの印象を強く残せるでしょう。

婚活中の異性との会話で避けるべき話題

婚活ではお互いの相性を知るためにも、さまざまな話題を出すことが重要です。
とはいえ、婚活中の異性との会話には、話題に出すと返って場が白けてしまうものもあるので要注意。
婚活中の会話で避けるべき話題を紹介します。

政治と宗教について

婚活で真っ先に避けるべきは、政治と宗教の話題です。
政治と宗教は人によって考え方が大きく違います。
そのため、同じ考え方をしていない場合、小さな発言で相手を不快にさせてしまうかもしれません。

また、政治と宗教の話題を出されたとたんに「難しい」「面倒」と思われる恐れもあります。
仮に、政治や宗教があなたの根幹になるほど重要だったとしても、婚活で出会う初対面の相手と話題には選ばない方が良いでしょう。

愚痴などネガティブな話題

楽しい会話が婚活を成功させる秘訣ですので、愚痴などのネガティブな話題は避けましょう。
婚活で聞き上手な相手と出会うと、つい本音を漏らしてしまうかもしれませんが、愚痴や不平不満は言うべきではありません。

相手によってはちょっとした愚痴を聞いただけで気分が落ち込んだり不快になったりする可能性があります。
気遣い合いながら楽しい会話をする婚活の場でネガティブな話題を出すのは、配慮に欠けた行動です。

過去の恋愛や婚活歴

婚活中のあなたにとって、他の人がどのような婚活をしているのか気になるかもしれません。
しかし、婚活で過去の恋愛や婚活歴を聞くのはデリカシーのない行為と思われる可能性があります。
相手に質問しなくても、あなたの恋愛や婚活歴を語るのも避けた方が良いでしょう。
「次は自分が話さなければならない」とプレッシャーに感じる人もいるからです。
婚活の場では、過去の恋愛や婚活歴の話題は避けるのがマナーだと心得た方が良いでしょう。

自慢話

婚活では積極的な自己アピールが不可欠ですが、自慢にならないように注意が必要です。
あなたにそのつもりがなくても、相手が「自慢話を聞かされている…」と感じると、会話を楽しんでもらえません。
自慢話にならないコツは、アピールするときは短く簡潔に話して、すぐに相手に話題を振ることです。

婚活で会話中にやってはいけないNG行動

婚活では会話だけではなく、会話中の行動にも注意しなければなりません。
せっかくの楽しい会話が、たった1つの行動で台無しになるケースもあります。
そこで、婚活で会話中にやってはいけないNG行動を解説していきましょう。

一方的に熱く語る

会話が盛り上がると、つい熱く語りたくなるかもしれません。
相手が熱心に聞いてくれると、嬉しくなってもっと話したくなりますよね。
しかし、婚活で一方的に熱く語るのはNG行為です。

会話はキャッチボールなので、話す量が一方に偏ると聞いている方は疲れてしまいます。
「この人と合う！」と思ったときこそ少しだけ冷静になり、自分が熱く語っていないか確認してくださいね。

相手の発言を否定する

婚活で会話する相手は、基本的に初対面ですよね。
出会ったばかりの相手との会話を否定するのは、とても失礼な行動です。
婚活では、相手の発言を否定しないように細心の注意を払いましょう。

たとえば、相手の発言に対して「でも」と返すのは否定になってしまいます。
誉め言葉に謙遜で「そんなことありません」と言うのも否定です。
とくにネガティブ思考の人は、普段の会話で否定語を使いがちなので気をつけてくださいね。

よそ見をする

婚活パーティーは参加者が多いので、つい他の人の行動が気になってしまうかもしれません。
しかし、目の前に話している相手がいるなら、よそ見をしないようにしましょう。

視線の動きはあなたが思う以上に相手に伝わります。
ちらっと他の人を見ただけで「自分に興味がないんだ」と誤解されるかもしれません。
また、時間を気にして時計を見るのも「つまらなそう」という印象を与えるのでNGです。

婚活成功の秘訣は会話です！

婚活中の異性との会話のテクニックを実行するだけで、あなたの印象値は高まります。
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