暮らし 一般コラム

部屋が寒いと感じる方必見!暖房の効率をアップさせ節電する方法

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暖房の効率をアップさせ節電する方法

12月も半ばとなり、今年も残すところあとわずかとなって参りました。
寒さも本格的なものになってきましたが、冬は帰ってきて部屋が暖かいと、なんだかちょっぴり幸せな気持ちになりますよね!
そんな冬真っ只中のこの季節、皆さんの暖房対策はバッチリですか?

もしかすると、「部屋が寒くて毎日が辛い…」とお困りの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、エアコンをつけっぱなしだと電気代が気になるし、布団をかぶったり、雪だるまのように服を着こんだりすると動きにくい…。

そこで今回は、「部屋が寒い方必見!暖房の効率をアップさせ、節電する方法」をご紹介いたします。
これで、今年の冬は寒さのストレスから解放され、暖かい部屋でゆっくり過ごせるはずです!

賢く節電!少しの工夫が生み出す大きなアッタカ効果!

さて、まずは暖房対策の前に、気になる電気代を節約する方法から見ていきましょう。
ちょっと意識をするだけで、電気代が節約できます。

【対策1】部屋に合わせて暖房器具を使い分けよう!

暖房器具の使い分け方

一口に暖房器具と言っても、エアコンやヒーター、ストーブなど様々なものがありますが、皆さんはそれぞれの使い分け方法をご存知ですか?

実は、暖房器具にはそれぞれ得意・不得意な場所があるのです。
ですので、それをしっかり知ってあなたのお部屋に合った暖房器具を使いましょう。

リビングなどの広い空間にはエアコン

エアコンの仕組みは、エアコンから温風を出すことによって、空気を循環させることで部屋を暖かくします。

ですので、広い空間の全体温度を上げたい時にはエアコンを使いましょう。
即効性はありませんが、一度空気が暖まれば持続性があります。

部屋などの狭い空間全体にはファンヒーター・オイルヒーター

寝室や各自の部屋などの比較的狭い空間を暖めたい場合は、ファンヒーターやオイルヒーターがオススメです。

仕組みはエアコンと同じで、温風を出すことで暖かい空気を部屋全体に循環させることが出来ます。
こちらも即効性は期待できませんが、持続性があります。

人などピンポイントなら電気ストーブ・カーボンヒーター

電気ストーブやカーボンヒーターは、電源を付けるとすぐに暖かくなるので家に帰ってすぐ暖まりたいときにオススメです。

空間を暖めるというよりは、目の前をスポットで暖める機能に優れています。
こちらは即効性に優れていますが、広い空間全体を暖めるという効果は期待できません。

という訳でまとめると、広い空間を暖めたいならエアコン。
狭い空間を暖めたいならファンヒーターやオイルヒーター。
目の前をピンポイントで暖めたいなら電気ストーブやカーボンヒーターと言うように使い分けることで、効率よく暖房器具を使うことが出来ます。

【対策2】暖房器具+αで節電!

暖房温度

外から帰ってくると寒くてついつい上げたくなるエアコンの設定温度ですが、暖房として使う場合の目安は20~22度と言われています。

ちなみに皆さんはエアコンの設定温度を1度下げると、どのくらい電気代が節約できると思いますか?
ズバリ、一般的には10%もの電気代を節約することが出来ると言われています。

例えば、25度設定のエアコン暖房の電気代が5000円の場合

  • 24度にすると4500円(10%500円マイナス)
  • 23度にすると4050円(10%450円マイナス)
  • 22度にすると3645円(10%405円マイナス)

となります。

ですが、先ほどお伝えしたように、エアコンは空気全体を暖めるものなので、22度設定ではなかなか暖かく感じられないような気がしますよね…。

そんな時は、暖房グッズを併用しましょう。

こたつや電気カーペットなどを使うのも良いですし、もっと節約したいなら湯たんぽやひざ掛けなどを使うのもオススメです。

また、お湯を沸かして暖かい飲み物を飲むことで、蒸気で部屋を暖め、ドリンクで体の中から暖めることも出来ます。

【対策3】フィルターの掃除はこまめにしよう!

エアコンのフィルタ掃除

エアコンなどの暖房器具はフィルターがホコリで詰まってしまうと、余計な電力がかかってしまいます。
2週間に1回程度掃除するだけで、なんと5%もの電気代が節約できると言われています。

エアコンの掃除と言うとちょっと面倒だな…と思ってしまいますが、こまめに掃除をしているとそこまで汚れないので、掃除機をかけるのと同じくらいの気持ちでフィルターを掃除することが出来ます。

また、フィルターだけでなく内部もしっかり掃除することで、エアコンを長く使うことが出来ます。

【対策4】スイッチのON/OFFはこまめにしちゃダメ!?

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こちらは特にエアコンについてですが、「節電しなきゃ…」と思ってこまめにスイッチのON/OFFをしていませんか?

実はそれは逆効果なのです。
エアコンなどの暖房器具は、稼働時に一番電気代がかかっています。

ですので、スイッチのON/OFFを頻繁にしてしまうと、電気代を無駄にかけているわりに暖まらない…ということにもなり、節電のつもりが電気代の上乗せになってしまいます。
ですので、30分以内にもう一度つけるようならばスイッチは切らずにそのまま継続運転しておきましょう。

それよりも「自動運転モード」は、メーカーが最も効率が良い方法で自動的に運転切り替えをしてくれます。
ということは、自分で調節するよりも簡単で、節電効果が高くなるということです。

【対策5】電気料金プランの見直しをする!

電気料金の見直し

こちらは地域や電力会社によって異なりますが、使う時間帯によって電気料金が安くなるプランを設けている場合があります。

日中は仕事や学校に行っていてほとんど使わない…という方は夜間の電気料金が安くなるプランなどに変更することで、電気料金を節約することが出来る場合があります。
ですので、一度電力会社に相談してみたり、ホームページを見てそのようなプランがないか確認してみましょう。

ちなみに、2016年4月から本格的に「電力自由化」が始まりますので、電気代が安くなったり、その他のサービスを合わせてお得に使えるプランが出来る可能性があります。
その際には一度見直しを検討された方が良いかと思います。

暖房の熱を効率よくアップする方法

続いてここからは、暖房の熱効率を上げるために有効な方法をご紹介していきたいと思います。
暖房をつけてもなかなか暖まらない方必見です!

【対策1】冬にも使える扇風機!?

空気循環で扇風機を使う

扇風機と言えば、夏使って冬は押入れに眠っているご家庭も多いかと思います。

ですが、実は冬にも扇風機は大活躍!
使い方は簡単で、上向きにした扇風機を付けて置いておくだけでいいんです。

扇風機なんて使ったら寒そう…と思われるかもしれませんが、とても理に適っているんです。

空気には暖かいものは上の方へ、冷たいものは下の方へ溜まりやすいという性質があります。
ですので、せっかく暖房器具を使って暖めた空気は残念ながら上に行ってしまっているのです。

そこで、上向きにした扇風機を使うことで、暖かい空気を下に送ることが出来、私たちが暖かいと感じやすくなるのです。
ちなみに、同じような原理で、エアコンを使う場合には風の方向を下向きにすることで、私たちに暖かい空気が触れやすくなり、より暖かく感じることが出来ます。

【対策2】断熱シートやプチプチで外からの冷気を防ごう!

エアパッキンで断熱

せっかく暖房で中を暖めても、外から冷気が入ってきては、効果が激減してしまいます。
そこで、役立つのが断熱シートや引っ越しでお馴染みのプチプチです。

窓に、断熱シートやプチプチを貼るだけで、外からの冷たい空気を防ぐことが出来ます。
どちらも100円均一などで簡単に手に入るので、是非一度試してみてください。

窓に貼る際には、両面テープなどを使うとはがれにくいです。
シートのタイプによっては、窓に貼るだけでくっつくものもありますので、そちらに合わせて貼ってみましょう。

また、見た目が気になる方は断熱効果のある窓シートなどは、これからの季節にピッタリなクリスマス仕様のものや、ステンドグラスのような柄のものもあります。
ネット通販などでも購入できるのでお好きな柄のものを探してみてください。

【対策3】厚手のカーテンで冷気をシャットアウト!

厚手のカーテンで断熱

皆さんは季節ごとにカーテンを変えていますか?
カーテンを変えると部屋の雰囲気も変わって良いですよね。

ですが実は、カーテンの役割はそれだけでなく、断熱効果を高める重要な役割も果たしています。
窓の対策をしたなら、カーテンも厚手のものにすることで、効果がグーンと上がります。

出来るだけ冷気を通さないようなカーテンを選んで付けましょう。
そして、暖房器具を付けるときには、必ずカーテンは閉めるようにすると、外からの冷気が入りづらくなり、断熱効果が上がります。

【対策4】効率的に暖かいものを身に着けよう!

ヒートテックは効果的

冬になるとつい、何枚も重ね着をしてしまいがちですが、今はユニクロのヒートテックを始めとし、薄くても暖かいものがたくさんありますよね。
服は直接肌につけるものなので、着るもの次第で体感温度は劇的に変わります。

ですので、暖かいものを着るように心掛けましょう。
雪だるまのようになるくらい着過ぎてしまうと、暖かくはありますが動きにくくなってしまいます。

もちろんそれでも良いのですが、今は便利なものがたくさんありますので、大いに有効活用しましょう。
普通の服を何枚も重ね着するよりも、保温効果のある洋服を1枚着た方が暖かい場合もあります。

これで、いつもより設定温度が低くても暖かく感じられるようになります。

【対策5】湿度を上げて体感温度アップ!

湿度を上げる

先ほど、部屋の温度は20~22度が適温とお伝えしましたが、実は湿度も体感温度を上げる重要な要素なのです。
部屋の中の温度が同じでも湿度が高ければ体感温度が上がり、さらに暖かく感じることが出来ます。そして、湿度は50~60%程度が丁度よいとされています。

ですので、部屋の設定温度と湿度を上手に調整して、暖房の熱効率を上げましょう。
湿度を上げるためには、加湿器を使う方法があります。

その他にも水の入ったコップを置いておいたり、洗濯物を干したりするだけでも、加湿することが出来ます。
冬は特に乾燥しやすい季節でもありますので、断熱効果だけでなく肌や喉の対策としても加湿することは大切です。

まとめ

さて、今回は「暖房効率を上げ節電をする方法」について見てきましたがいかがでしたでしょうか?

もう一度まとめてみると

【節電】

  • 暖めたい場所や用途によってぴったりな暖房器具を選ぶ
  • 暖房器具+こたつや電気カーペット、湯たんぽやひざ掛けなどを使って設定温度を下げる(目指すは20~22度!)
  • フィルターの掃除をこまめにする(理想は2週間に1回!)
  • 電気料金プランの見直しをする

【暖房の熱効率アップ】

  • 上向きにした扇風機を使って暖かい空気を循環させる
  • 窓に断熱シートやプチプチを貼って外気対策をする
  • 厚手のカーテンを使って外気対策をする
  • 着るもので体感温度を上げる
  • 湿度を保って体感温度を上げる(目指すは50~60%!)

となります。
外から帰ってきて部屋が寒いとテンションも下がってしまいますので、今回ご紹介させていただいた方法を、是非取り入れてみていただければと思います。

この他にも、鍋やおでんなど暖かいものを食べたり、ホットドリンクを飲んだりするのも体の中から暖めることが出来るのでおススメです。
また、寝る前には布団乾燥機を付けておいて布団を暖めておき、寝る時には足元に湯たんぽを置いておくと寒さを感じることなく心地よい眠りにつくことが出来ます。

毎年寒さに悩まされていた方も、今年は家に帰るのが楽しみになるような、暖かくて落ち着ける快適なお部屋にして、これから続く冬を楽しく過ごしてくださいね!

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