お金持ちが実践している意外とシンプルな節約方法おすすめ10選
2016年1月26日
決してお金に困っているわけではないけれど「もう少しお金持ちになれたらいいのに」と思っていませんか?
しかも脳みその思考回路がカチっと切り替わり、今日から早速“お金持ち脳”になれるとしたら・・・。
その方法の1つとして、お金持ちがどのようなことを実践しているのかを知るという方法があります。
オシャレな人をマネして自分もオシャレになる、それと同じようにお金持ちの考え方をマネすることで自分もお金持ちに近づくのです。
お金持ちは意外と節約家です。
そして誰でも今日からできるようなシンプルな節約方法を実践しています。今回はその中から厳選した10の節約方法をご紹介します。
といってもお風呂の残り湯を洗濯に使うといった節約Tipsではなく、脳みその思考回路がカチっと切り替わるような体質改善方法です。
目次
意外とシンプルな節約方法
1. 見栄のためにものを買わない
全身ブランド物で揃える、ケチだと思われたくないので生活レベルを上げるなどが見栄を張る代表例です。見栄を張ると当然お金がかかります。
- 貧乏だと思われてしまうから
- お金持ちだと思われたいから
- ケチだと言われたくないから
というように感じるからこそ見栄を張ることになるのですが、その理由は自分以外の他人が主体となっているからです。
上記すべての言葉の先頭に「他人に」が付くことがわかりますよね。
- “他人に”貧乏だと思われてしまうから
- “他人に”お金持ちだと思われたいから
- “他人に”ケチだと言われたくないから
お金持ちは、感情や暮らしの中心が“自分”です。
こう生きたい、こう暮らしたい、こうなりたいと思う自分のポリシーがしっかりとあれば他人にどう思われようが気にならないものです。そして本当に欲しいものだけを買うことができます。
自分を主体に生きる、これを心に留めましょう。
2. 長く愛用できる「本物」を選ぶ
お金持ちは物の価値を自分主体に考えた上で「本物」を選びます。
本物を分かりやすく言い換えると長く愛用できる物です。
例えば、靴を例に挙げてみましょう。
上質な革を使ったしっかりとした作りの靴が1足あれば、ヒールやかかと修理などのメンテナンスをしながら大切に愛用すれば10年以上も履けます。
一方で、素材が悪い靴の場合はいくらメンテナンスをしても1.2年でボロボロになってしまうでしょう。流行のデザインであればその前に飽きてしまい履かなくなってしまうかもしれません。
上質な靴の価格が10万円で10年間愛用、素材の悪い靴の価格が5000円で毎年2足買うと想定すると10年間に必要なお金はどちらも10万円です。(メンテナンス代は省略)
できれば少しでも安く良いものを買いたいと思うのは誰しも同じです。
そして物を買うことにはパワーや時間が必要です。もしかするとお金持ちはそのパワーや時間を別のことに費やしたいからこそ、長く愛用できる本物を選ぶという考え方もできますね。
3. 欲しいものを本当に必要な時に買う
今欲しいものは何ですか?
それはいつ手に入れる予定ですか?
この2つの質問に対してお金持ちはすぐに即答することができます。その理由は、本当に必要な物を必要なタイミングで購入するからです。
バーゲンや衝動買い、今だけしか買えない期間限定商品などで失敗した経験は誰しもがあるでしょう。
ただ、彼らは「値段」や「欲求」で判断せず、「必要性とタイミング」を基準に買い物をします。
だからこそ買い物で失敗することがほぼありません。
- 何が必要か
- いつ必要か
- なぜ買うのか
買い物をする際に冷静な考えでこの3つの項目を思い出してみましょう。
特に「なぜ買うのか」に対して、「今しか買えないから」「どうしても欲しくなったから」といった思いがもし浮かんだらぜひ一呼吸ついてみるのが良いでしょう。
購入して家に帰ったとたん物への興味がなくなってしまう可能性があります。
またお金持ちは、気に入ったものがなければ買わないという選択肢をとることも特徴です。
4. 必要な機能以上のお金を使わない
必要な機能以上にお金を使わないというのはイメージがわきづらいかもしれませんが、腕時計が一番わかりやすい例です。
- シンプルな時計機能のみの腕時計 2万円
- 海の中100m以上の気圧防水機能など多機能のブランド腕時計 30万円
彼らは2万円のシンプルな腕時計をつけていることが多いです。
腕時計の機能として、時間がわかることだけに重点を置いているからです。
仕事やプライベートで見られる機会のある腕時計が安物だと恥ずかしい・・・と感じた方、「1.見栄のためにものを買わない」をもう一度読み直してみましょう。
腕時計は見栄のためにつけているのではなく、時間を正確に知るためのツールです。
腕時計はしっかりとしたブランドの「本物」を持ってこそ価値がある・・・と感じた方、「2.長く愛用できる「本物」を選ぶ」をもう一度読み直してみましょう。
ブランド=本物ではありません。長く使えるかどうかがポイントです。日本の技術力を集結したCASIOやセイコーの腕時計などは2万円で十分購入できます。
必要な機能以外にはお金を使わない、そう決めると心がすっと軽くなりませんか?
5. できるだけお金をかけない工夫
お金持ちなら毎日湯水のようにお金を使ってもいいからうらやましい、と感じるかもしれませんが、彼らの生活は実は質素です。
節約やケチと厳密には異なるかもしれませんが、できるだけお金をかけないで済むように工夫しています。
少しお金以外のことを想像してみてください。
仕事や家事を毎日していれば、休みの日や子供がいない時間などはちょっと羽を伸ばしたくなるものです。
どこか温泉旅行へ行ったり、ゆっくりとティータイムを楽しむ方も多いはずですが、それは休日や時間が特別なものだからですよね。
その日しかない、この時間しかないと感じるからこそ有効活用しようとなるのです。
彼らは多くのお金を持っています。
特別なことではないので、お金を湯水のように使う感覚は少ないのです。
そして持っているお金を使わない限りは今日も明日も来年も10年後もお金があります。だからこそ毎日お金をかけない工夫をするのです。
6. 家計の中心は貯蓄
家計を管理する際、一番中心となっているのは何でしょうか?
住宅ローンの返済、食費などがあるかもしれませんが、お金持ちは貯蓄を中心に家計を考えます。ただし貯金が好きな人とはまったく異なる考え方です。
-
貯金が好きな人
貯まっていく通帳を見るのが好きだから貯める -
お金持ち
収入の○%を貯金、残り○%を生活費
貯金の目的や使途もある程度決まっている
収入に対して何%を貯蓄に回しているのか一度計算してみましょう。
家計管理とは家計簿をつける具体的な作業を意味するのではなく、人生で築く資産を管理することです。
お金持ちはそれがわかっているからこそ貯蓄を中心に家計を考えます。
7. 収入と支出を明確にしている
お金持ちの人の特徴として、自分の持っているお金を正確に理解していることも挙げられます。
つまり、「入ってくるお金=収入」と「使ったお金=支出」を把握しているのです。
収入と支出を管理することは家計簿つける作業を意味するわけではありません。
先ほども“家計管理とは家計簿をつける具体的な作業を意味するのではない”とお伝えしましたがそれと同様です。
というのも、家計簿をつけていても月の途中でお金がなくなることもありますし、家計簿の記入を1週間や1か月まとめてやっていれば収入と支出を把握していないことになります。
収入と支出を把握することで、今自分の財布にいくらお金が入っているか、何にお金を使ったか、いくら収入が入るかなどが明確になります。
お金持ちは収入と支出の流れを把握する重要性を知っています。
8. 消費ではなく投資をする
消費も投資もお金を使う行為ですが、消費はお金を使って何も残らず、投資はおお金を使った後にお金を生み出します。
この2つは決定的な違いです。そしてお金持ちになるためには「投資」がとても重要です。
投資と聞くと投資信託や株を想像するかもしれませんがそれらに限ったことではありません。
「お金持ちになりたければ一流ホテルのコーヒールームでコーヒーを飲むべき。缶コーヒーでもコンビニのコーヒーでもなく」というのを耳にしたことはありませんか?一流ホテルのコーヒーは1杯1000円程度することも少なくありません。
一流ホテルのコーヒーが生み出すものは
- 一流のサービスを受けることでホスタピタリティの本質を理解する
- 人と一緒に来店する場合は相手との関係性を特別なものにしてくれる
などです。
缶コーヒーなどはコーヒーを消費することですが、一流ホテルのコーヒーは「投資」ということになりますね。
コーヒーに限らず、人への投資、将来の自分への投資などお金を生む使い方をしていきましょう。
9. 小銭を大切にする
お金持ちは小銭を大切にします。1円が100枚あれば100円、100円が100枚あれば1万円になることを知っているからです。
そして小さな数字を大切にする理由としては、金利や利率のパーセンテージのわずかな違いが資産に大きく影響していることも理由の1つです。
例えば金利0.1%で貯金することと、0.2%で貯金することはたった0.1%の違うに思えるかもしれませんが、お金持ちは大きな差に感じます。
10万円を貯金している場合、2つの金利の差はたった100円です。
ところがお金持ちの立場では貯金額の桁が違います。5000万円を貯金している場合、金利0.1%の利息は5万円、金利0.2%の利息は10万円、その差は1年で5万円です。10年で50万円の差になりますね。
お金持ちにとって小さな数字や小銭はとても大切な存在です。小銭を大切にすることは、お金持ちになるために今すぐできるとても簡単な方法です。
10. 貯蓄が先、使うのは後
最後にご紹介するのがお金の使い方についてです。
お金持ちは収入が入るとまず貯蓄に回し残ったお金で生活します。その逆として、使った後に貯金するという方も多いのではないでしょうか。
先ほど家計の中心は貯蓄を中心に考えるということを挙げましたが、ここでご説明しているのは家計の話ではなくお金の使い方になります。
そもそも家計管理は会社で言うと経理部門のお仕事ですが、会社でお金を使うのは経理よりも営業やマーケティングなどそれ以外の部署の方が多いはずです。
家庭は小さな会社のようなものです。
経理も営業もマーケティングも全部1人で担っているからこそ、お金を使うときに貯蓄を優先させる考え方が大切になるのです。
人は欲しいものや経験したいことは際限なく湧き出てくるため、お金を使おうと思えばいくらでも使えます。
使った後に残ったお金を貯金しようと思っても、結果的に残るお金は少なくなります。
お金が入ってきたら先に貯蓄、後で使うことを意識するだけでお金持ちに1歩近づけます。
まとめ
お金持ちがやっている10個の節約方法を取り上げてご説明しましたが、どう感じられましたか?
お風呂の残り湯を洗濯に回すといったつつましい節約方法も大切かもしれませんが、お金持ちが実践している節約方法は考え方を根本から変えることにお気づきいただけたかと思います。
そして10個すべてに共通して流れているのは物事を見極めるということです。
お金の使い方は1つの種類に過ぎず、日常生活のすべてにおいて物事をしっかり見極めているということがわかります。
もっと上質な暮らしをしたいと感じたときには、上質なアイテムを買って貯金や財布の中身が少なくなるよりも、自分そのものを改善して上質になることが大切です。
今日から体質を改善して、節約&お金持ち脳を手に入れましょう。
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