掃除時間を大幅に短縮!「持たない暮らし」シンプルライフのススメ
2015年7月21日
友人のきれいに片付いた部屋を見たり、インテリアショップを訪れると「もっと部屋をスッキリさせたい」「シンプルな暮らしがしたい」と感じたことはありませんか?
毎日の生活に大きな支障はないけれど、例えばこのように感じていらっしゃる方も多いかもしれません。
- 部屋の中で大切なものが見つからなくなって探し回ることがよくある
- 開けられない、開けたくない収納スペースがある
- 何となく部屋がごちゃごちゃしている感じがする
- 部屋の床や壁に「余白」がない気がする
大丈夫です。
考え方1つであっという間にその希望が実現できる方法があります。
「持たない暮らし」です。
最近では、テレビや雑誌などで、究極なまでに物を減らし、本当に必要なもの、好きな物だけに厳選して生活している人が増えてきています。
例えば、洗濯機を置くとスペースを取るのでコインランドリーを利用するといった究極の持たない暮らしを実践している方もいます。
持たない暮らしのメリットは、好きなものだけに囲まれていることで生活の質が上がること、物が少ないので掃除や物の整理整頓がとてもラクということです。
物の量が多いので引っ越しのダンボール詰めを想像するとブルーになる、
シンプルライフや断捨離に憧れたけど結局部屋が片付かない、
部屋が狭いからしょうがない、
そんなふうに感じている方へ、エールを込めて「持たない暮らし」を提案します。
目次
「持たない暮らし」最初の準備は、選別すること
持たない暮らしへの第1歩は、選別です。
選別は3種類で、「使うもの」「使わないもの=捨てる」「それ以外」です。
大きめのダンボール箱や衣装ケースに、「使うもの」「それ以外」と書いておき、使わないものはそのままゴミ袋に直行させます。
それ以外というのは、捨てるかどうか判断できないものや、使わないけど取っておきたいものなど、迷ったときのものです。
ここでどれだけ多くのものをゴミ袋に入れられるかが、持たない暮らしへの成功のカギを握ります。でも、最初は捨てられず迷って当然です。
ゴミ袋へ入れたものもそのまま捨てるわけではないのでご安心ください。
最初の10分程度はしんどいかもしれませんが、慣れると瞬時に判断できるようになるはずです。
「持たない暮らし」の第1ステップ:捨てること
選別が終われば次の作業は「捨てる」です。
パンパンになったゴミ袋の口をしばってゴミの日に出すだけです。
あまりに大量になった場合は、本当に捨てていいのかな、と不安になる気持ちもあるかもしれません。
そこで、ゴミ袋から出してしまうと、またいつか同じ選別作業をしなくてはいけません。
最後に物への未練を断ち切るために、3つの方法を考えます。
もちろん、そのままゴミ袋の口をしばれる場合は、この方法をとる必要はありません。不安な場合のみ行ってください。
- リサイクルショップやオークションで売る
- 写真を撮って思い出として残す
- ありがとうと感謝を伝えてもう一度ゴミ袋の中へ
なぜ捨てるかどうか決断できないかというと、物への未練があるからです。
未練とは、まだ使えるのにもったいないという思いや購入したときの大切な思い出ですね。
まだ使えるのにもったいないと思うものは、リサイクルショップやオークションで販売する方法があります。
また、思い出は物がなくても心の中に持ち続けられるので、写真を撮って保存しておけば大丈夫です。
選別をして「使わない」と判断し、一度でもゴミ袋に入れたものは、やはり自分にとっては必要のないものなのです。
「今の自分にとって必要なもの」だけに囲まれている人生にするためには、必要のないものを捨てる必要があります。
ちなみに、写真を撮って保存するということを実行した場合、数分以内に再度ゴミ袋へ入れることをお忘れなく。
「持たない暮らし」の第2ステップ:「使わないけど捨てられないもの」と向き合うこと
「持たない暮らし」を実現する上で必要不可欠な「捨てる」という作業を終えた後は、ぜひその勢いそのままに、第2ステップに進みましょう。
第2ステップは、「使わないけど捨てられないもの」と向き合うことです。
準備段階の選別で「それ以外」ボックスに入った、使わないのに捨てられないものや判断に迷ったものと向き合うのです。
例えば、高校の時の制服、表彰状、10年単位で貯まっている名刺など、さまざまな物が入れられているはずです。
使わないのに判断できないということは、そこには大切な思いや楽しかった思い出があるはずです。
でもここで「無理に捨てなくてもいいのでは」と思い始めてしまうと、準備と第1ステップがすべて無駄になってしまうので気を付けましょう。
「それ以外」ボックスに入ったものを1つ1つ手に取り、なぜ残しておきたいのか考えましょう。
思い出がたくさん詰まっているから
しっかり記憶してゴミ袋の中へ。思い出は記憶です。物ではありません。
未練がある場合は第1ステップと同じく「写真を撮って思い出として残す」「ありがとうと感謝を伝える」を実行してからゴミ袋の中へ。
高校の時の制服、表彰状も大切なのはその記憶です。
毎日眺めて懐かしさを感じているという場合を除いては、写真で思い出だけを残しましょう。
買ったとき高かったから
第1ステップと同じく、リサイクルショップやオークションで売る」を実行しましょう。
おそらく、買ったときの金額は想像もできないほど安い金額でしか買取ってもらえないことが大多数です。
その物の価値は、自分自身が十分受けられたはずだからです。
買取りしてもらうか、あるいは思い出が詰まっている場合は、「写真を撮って思い出として残す」「ありがとうと感謝を伝える」を実行してからゴミ袋の中へ。
使えるのにもったいないから
正しく選別できていれば、この時点で「もったいない」というものは入っていないはずですが、それでももったいない気持ちが湧いてくるのが当然ですよね。
もったいないものは、ぜひ人にあげましょう。
物はしまっておくだけではその価値は生まれません。
使ってくれる人に譲ってあげましょう。
人に譲るのがためらわれるほど古いものや使い古したものは、その物の寿命なので感謝の気持ちを伝えてゴミ袋へ。
「持たない暮らし」の第3ステップ:好きな物だけに囲まれること
選別、第1.2ステップを終えると、これで「持たない暮らし」はほぼ完成です。
捨てることがいかに難しいか、そしてコツをつかめばどんどん捨てられること、などさまざまな実感を得られるはずです。
最後の仕上げとして、第3ステップは「好きな物だけに囲まれること」を実践しましょう。
1人暮らしでもご家族がいらっしゃっても、毎日の生活の中で、玄関・寝室・リビング・トイレ・バスルーム・洗面など毎日家中を移動するものです。
行く先々で、目線に入るものすべてが自分のお気に入りの物だったらなぁと思いませんか?
「持たない暮らし」とは、持っている物を最大限に少なくするだけでなく、必要なもの・大好きなものだけに絞るというライフスタイルです。
もしホテルの1室のように必要なものだけがあるインテリアがお好みなら、この時点で完成です。
でも、生活の中で癒しや楽しみ、驚きなどがあるとアクセントになるものです。
物が少なくなったスペースには、小さな観葉植物を1つ置くだけで驚くほどオシャレに見えるもの。
まるでインテリア雑誌に出てくるようなお部屋になるはずです。
部屋に入れば、目にしたい大好きなものだけが目に入り、クローゼットを開ければ着たい服だけがかかっている、靴箱を開けると履きたい靴だけが入っている、など素敵な暮らしだと思いませんか。
余白やスペースが十分生まれた持たない暮らしが実現できていれば、好きなものを飾るスペースがたくさんあるはずです。
場所別のワンポイントアドバイス
ここでは、物を整理したり捨てることが難しいと言われている場所をピックアップして整理するコツをご紹介します。
クローゼット(洋服・ファッション雑貨)
特に女性にとって洋服やファッション雑貨を手放すのはなかなか勇気がいることですよね。
でも、クローゼットがパンパンになるほど洋服があるのに、なぜかいつも「着る服がない・・・」と感じませんか。
まず1つの目安としては、1年以内に着たかどうかという点です。冬のコートなども含みます。
限られたクローゼット内には、「着たい服」だけを収納するようにします。それが数枚だけになったとしても、それは自分が今必要な服です。
そうすれば、着る服がないと悩むことはなくなります。
また、1枚購入すれば1枚捨てるというルールを作ると、リバウンドも防げます。
本棚(本やCD、DVDなど)
コレクションとして持っている方も多い本やCDですが、それを最後に見たのはいつでしょうか。
もし、1年以上前だという場合は思い切って捨てましょう。
洋服と同じく、毎日のようにでもページを開いたり聞きたい音楽だけに絞るのです。
そうすると選ぶ時間も必要なくなり、本当の意味でのコレクションになるはずです。
バスルーム(タオルやストック類)
捨てるタイミングが分からず、また頂き物として増えていきがちなものにタオルがあります。
また石鹸や歯ブラシなどのストックもバスルームに置いているご家庭が多いでしょう。
タオルは、洗濯して物干しざおに干している段階で、ちょっと人に見られたくないな恥ずかしいなと思うようになれば捨て時です。
タオルもきっと愛用してもらえて喜んでいるはずです。揚げ油の処理やトイレ掃除などに使って捨てましょう。
また、ストックは極力持たないことをおすすめします。
ストックを持っていることで「ストックあったかな?もう1個買った方がいいかな?」と迷うものです。
ストックを持たず、今使っているものが残り少なくなったら購入するというサイクルを守れば日常生活がはかどります。
リビング(書類、雑誌、生活雑貨など)
快適に過ごすためについつい物が増えてしまいがちなリビングは、物の種類も多種多様。
また家族がいる場合は、家族の荷物も増えがちです。
その場合は少々手荒いかもしれませんが、まずは物を置くルールを作ってしまいましょう。
置いていい場所、置いていいもののルールを作るのです。
そのルールに沿っていないものは、翌朝に捨てる、それぐらいの意識が必要です。
雑誌や新聞、目を通すべき書類なども1か所に固めることで乱雑になりがちなリビングを美しく保つことができます。
まとめ
不思議なもので、スペースが空いている状態というのは心理的に大きな余裕が生まれます。
万が一靴が増えたときには、入れられる場所がある、という余裕です。
そしてそのスペースをなくさないように守りたいという気持ちも生まれます。
物を持たない暮らしは、すべての方が今すぐに実践すべきというものではありません。
でも、もし少しでも興味を持ったり、やってみようかなと思った方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
最初は、靴箱、バスルームなど1箇所からで構いません。
自分なりのペースとレベルで「持たない暮らし」を実現できることが一番大切です。
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