メンズのスマートカジュアルとは?シーンや着こなし方を解説
2022年12月23日
パーティーや接待、同窓会、婚活など対面行事における服装指定として「スマートカジュアル」を耳にすることはありませんか?
具体的に何を用意すればいいか、どこまで崩して良いか、カジュアルを取り入れるべきか戸惑いますよね。
スマートカジュアルと他のドレスコードの差異を追いながら、今すぐにでも使えるイチ押しの組み合わせを紹介します。
目次
そもそもスマートカジュアルとは?
ご存じの通りカジュアルはラフなファッションの事です。
そのカジュアルに「洗練」を意味する「スマート」を付け加えることでフォーマル過ぎず崩し過ぎないドレスコードを意味します。
手軽な集まりにおいて「エレガント」な雰囲気を取り入れたいときに使われます。
同窓会やおしゃれなレストラン、接待の延長線上にある懇親会など、プライベートからビジネスシーンまで広く用いられます。
しかし、「カジュアル」を冠するとはいえ「スマートカジュアル」はあくまでオフィシャルな服装であるドレスコードの一つです、そのため一定のルールは存在します。
各ドレスコードを比較する事で、スマートカジュアルの具体的なイメージが掴みやすくなります。
各ドレスコードの違い
一般的に、ドレスコードはスマートカジュアルも含めて4種類に大別されます。
各々のドレスコードは用いられるシーンが決まっています。上位のドレスコードだからといって、どこにでも着ていける訳ではありません。
ドレスコードを指定された場ではビジネススーツを使用することは通常ありません、場にそぐわない可能性が高いので気をつけましょう。
ちなみにスマートカジュアルはドレスコードの最も下位に位置します。
フォーマル(正装・正礼装)
ドレスコードの序列でトップに位置する服装が「フォーマル」に当たります。結婚式や国家規模の式典などオフィシャルな行事にて主催者側が着用する服装です。普段用いられることは極めて少ないです。
主に昼はモーニングスーツ、夕方以降は燕尾服、和服の場合は紋付袴などの最高級の着物が該当します。
服装規定が厳格なため、自分で選ぶ余地が少ない服装です。また大多数が高価格帯の品であり、レンタルで用意することも珍しくはありません。
セミフォーマル(準礼装)
セミフォーマルとは言葉通りフォーマルの次に正式なスタイルと言えます。フォーマルと同じく冠婚葬祭にて着用する正装ですが、こちらは来賓側の服装となります。
フォーマルほど重厚な装いではありませんが、畏まったシーンで求められている点は同じです。
フォーマル同様昼夜で服装が異なり、昼はディレクタースーツ、夜はタキシードです。
インフォーマル(略礼装)
インフォーマルとは平服とも呼ばれ、高級レストランや同窓会など、冠婚葬祭程ではないセレモニーに対応する装いです。
冠婚葬祭など通常セミフォーマル必須な場面でも「平服でお越しください」と招待状に指示があればインフォーマルを着用するようにしましょう。
男性はネクタイを省けますが、ジャケットは必須です。またTシャツなどラフな格好はNGです。
スマートカジュアル
本記事のテーマでもあるスマートカジュアルはドレスコードを求められる中で最もラフな装いと言えます。
インフォーマルには届かない場面であえて上品さを取り入れた格好と言えます。インフォーマルと異なりTシャツも許容されます、ジャケットとパンツを着用すれば無難と言われています。
逆に前述したドレスコード上位3つのような畏まった場に来て行かないよう注意が必要です。
スマートカジュアルを着用するシーン
カジュアルなホテルで催される同窓会やミドルクラスのレストランなど気軽な集まりでありながら、都会的な空間を求める際に重宝されることが多いです。
畏まった場面ではないけれど、ジャージやジャンパーなどのスポーティーな格好ではNGなシーンに適した装いこそ「スマートカジュアル」と言えます。
またスマートカジュアルの「ビジネス」より「プライベート」な点を応用して接待に活用できます。商談においては壁を感じるいつものビジネススーツから、接待ではスマートカジュアルを用いるシーンをセッティングすることで、クライアントと距離を縮めることが期待できるでしょう。
スマートカジュアルをよりスマートにするコツ
スマートカジュアルの長所は「親しみ深さ」と「気品」を兼ね備える点にあります。
一方、属性の偏りはせっかくの良さを打ち消すことに繋がります。
うまく均衡を取ることがスマートカジュアルをスマートに保つ秘訣と言えます。
他のファッションにも言えることですが、上品さを引き立たせる場合、一体感を意識します。
Tシャツやカジュアルなシャツなどのラフな要素を取り入れつつ、上品さを担保できます。逆にカジュアルを押し出したい局面では上下別の色を取り入れることもひとつの作戦です。
また全体的に暗い色合いに近づけることも上品さを引き立たせる一つの手です。
メンズスマートカジュアルの必須アイテム
前述の通り、スマートカジュアルは他のドレスコードと比較して選べるアイテムの範囲が広いです。
その上カジュアルとフォーマルな要素を併せ持つことから、禁止事項は定められていても、他のドレスコードと異なり指定事項がありません。
その中でも欠かせないと言われているアイテムをリストアップします。
ジャケット
スマートカジュアルにおいて定番と言えるのがジャケットです。
ジャケットの有無がスマートカジュアルとカジュアルの境界線と言っても過言ではありません。ジャケットを羽織れば、他にラフな要素を選択しても品の良さをカバーできるため、様々なスタイルに活用できる便利なアイテムと言えます。
また、「カジュアル」を活かす意味でビジネススーツの様なジャケットは避けたいところです。
前述のようにあくまでジャケットは「スマート」なジャンルに位置するアイテムです。
品よく黒か紺が無難で、明るい色を選ぶ場合も茶色など黒めの服をおすすめします。
シャツ
シャツの中にも複数の種類があります。
襟付きシャツ
優雅に着飾るなら襟付きシャツは外せません。
襟付きシャツはそれだけでフォーマルな雰囲気を纏います。普段ビジネスで使用されるような王道の白Yシャツはビジネスシーンを彷彿とさせてしまうので、カジュアルに重点を置きたい場合ストライプ入りや色付きシャツがおすすめです。
「カジュアル」を楽しむ意味で、あえてビジネスシーンでは着ることの珍しい黒で責めてもいいでしょう。
また、スマートカジュアルではノーネクタイが一般的ですが、あえて使用する場合ビジネスシーンとは違った物「赤色」や「模様付き」を選ぶと深みが出ます。あくまでも自身が着ているビジネススーツとは違った物であることを意識すると自分だけの完成系が見えてきます。
ポロシャツ
スポーティでありながら、シックな面影も忘れないポロシャツもスマートカジュアルならではです。
ポロシャツ自体、スポーツウェアの由来とイギリス紳士の装いだったことからインナーにおけるスマートカジュアルの位置付けと言えます、そのため特段奇抜なデザインではなければ他のスマートカジュアルアイテムと簡単に合わせられるところが優秀です。
Tシャツ
ジャケットでスマートさを演習する分、シャツにはカジュアルな役割を担わせバランスを楽しむことも出来ます。
スマートカジュアルが他のドレスコードと最も異なっている点はTシャツが許されていることかもしれません。ただし無闇にTシャツを着用することはおすすめしません。他のアイテムで「スマートさ」が十分演出されている場合に「カジュアル」を取り入れる崩しとしてTシャツを使用できます。
別の見方をすれば簡単に「カジュアル」を導入できるキーにもなり得ます。
また別の注意点としてTシャツは「カジュアル」の代名詞です。襟付きシャツとは対極にあります。
そのため、はジャストサイズが必須で、黒や白など上品でシンプルな物を選ぶのもポイントです。ラフな要素を抑えつつエレガントさを残せます。
また自信が無い場合、夏などアウターを使用しない場合はTシャツは控えるのが無難と言えるでしょう。
パンツ
パンツの選択肢は大きく3点程挙げられます。スマートさを重視するならスラックス、カジュアル感を強めたいならチノパン、さらにカジュアルを全面に推し出すならジーパンを選択肢に含めることが可能です。
どのパンツを選ぶにしてもシャツの色でイメージが変わってきます。
上下の色違いはカジュアル、統一はスマートという前提を頭に入れて自分の求める「スマートカジュアル像」を探してみましょう。
シューズ
靴はサンダルや運動靴など過度にラフで無ければどれでも構いません。
ただし、靴の表面は皮や樹脂などシックな素材にしましょう。
他のアイテムとの相性を考えると、カジュアル寄りはスニーカー、スマートに近い全体像の場合はローファーと使い分けてもいいかもしれません。
色は上品さを引き立たせるために茶色か黒をおすすめします。
バッグ
欧米では男性が格式ある場所にバッグを持ち込む事が似つかわしくないと見なされており、手ぶらが主流です。持ち込む場合でも受付で預ける場面が多く見受けられます。その点スマートカジュアルはカバンの持ち込みが許容されます。
しかし、あくまでドレスコードの一部と捉えて革製品もしくはそれに準ずる人工樹皮のものを用意できれば周りから一目置かれるでしょう。
リュックでも構いませんが、ハンドバッグやクラッチバッグの方がビジネス感を抑え気味にできるため、おすすめです。
また、小さいサイズを選ぶと「スマート」に彩れます。
バッグの色は黒か茶を選ぶと手軽に皮をクラシカルに活用できます。
また、手土産等の持参を予定している場合紙袋を用意するのも手です。
おすすめメンズスマートカジュアルのコーディネート
春夏、秋冬でおすすめのコーディネートを3つずつ紹介します。
春夏
- 通気性の良い麻ジャケットと夏に涼しさを感じさせる水色の襟付きシャツ、茶色い皮製のスポーツタイプのスニーカー、ズボンは白いスラックス。
- 夏に見た目を涼しく、あえてTシャツを使う室内のパーティーを想定した紺のジャケット(実用性は皆無)、黒Tシャツ、黒いチノパン。
- 上級者向け 黒いスラックスでエレガントに見せつつ、白いポロシャツと茶色のハンドバッグとローファーでうまく崩す。
秋冬
- 冬にカジュアルさを押し出す。上半身に白Tシャツ×黒ジャケットと黒のチノパン、黒い造皮のローファー。
- 黒いコートに黒いシャツ、ズボンは灰色にして自然な一体感を守る。
- 冬に暖かみのある演出を目指して茶色のスラックスに白のアウター、インナーは青いポロシャツ。
メンズスマートカジュアルのNGアイテム
最後にNGアイテムを紹介します。
基本的にカジュアル過ぎるアイテムを避ければ問題ありません、簡単に避けるべきものを記載します。
- デジタル時計をはじめとしたカジュアル過ぎる腕時計
- 半ズボン
- サンダル
- ダメージジーンズ等の殊更カジュアルなジーパン
着こなしを知ってメンズのスマートカジュアルを楽しもう
ファッションとは決められたルールの中から自分だけの組合せを抽出する作業です。
ベースを固めれば様々な楽しみ方を発見できます。
自分のスタイルを確立して同窓会やビジネスなど様々なシーンでスマートカジュアルを楽しんでみてください。
参加する服装が決まれば次は婚活パーティー選び。
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