恋愛コラム

お見合いや縁談・紹介の上手な断り方(パターン&タイミング別)

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お見合いや縁談の上手な断り方

お見合いしたけれどお断りしたい…と思い悩んでいませんか?

合コンや友達の紹介とは違い、お見合いや縁談は結婚を前提とした真剣度120%の婚活ですよね。

上司からの紹介、親や親戚からの紹介、結婚相談所などお見合いや縁談を取り持つ人はさまざまですが、すべてに共通して言えることがあります。

それは断りづらいこと…!

しかし、お見合いや縁談を経験したことがある人の中で、断ったことも断られたことも1度もないという人はほぼありえません。

ほぼすべての人が思い悩んだ末にお断りをしたり、1度会っただけで断られる、半年も付き合ったのに断られたなどの経験をしています。

今回はお見合いや縁談の上手な断り方を解説します。
今も残る暗黙のルールやタイミング別・パターン別の断り方をご説明します。

お見合いや縁談を断る際に気を付けるべきポイント

お見合いや縁談を断る際に気を付けるべきポイント

相手の欠点を言わない

具体的な断り方をご紹介する前に、まずはお断りする際に気を付けるポイントをおさえておきましょう。

1つ目のポイントは、相手の欠点を言わないことです。

普通に出会った男女の自由恋愛であれば、「あなたの細かいところが嫌いなのよ」「おまえとは将来を想像できない」といった自由な言葉で別れを告げても良いのですが、お見合いや縁談はNGです。

その理由は、紹介してくれた仲介者がいるからです。

もし相手を傷つけるようなことを言ってしまうと、お相手からすると「なんてひどい人を紹介したの!?」と仲介者の信頼をなくしてしまいます。
上司や親、親戚など間に立ってくれた人の顔をつぶしてしまいますね。

相手への不満は、自分の足りなさに置き換えてお断りすることが大前提です。

今も残る暗黙のルールを心得ておく

2つ目のポイントは、お見合いや縁談ならではの暗黙のルールを心得ておくことです。

時代とともに昔ながらのルールはなくなりつつありますが、それでも把握しておくことに越したことはありません。

  • お見合いの返事は仲介人を通す(直接本人には伝えない)
  • お付き合いをするかはお見合い後1か月以内に決定する(会う回数で言えば2.3回程度)
  • お付き合いが始まれば3か月以内に結婚するかどうかを決める

友達の紹介と同様のカジュアルな縁談の場合はこの限りではありませんが、特に年配の方が紹介された場合は上記のようなルールが暗黙の了解となっています。

実践するかどうかはご自身とお相手次第ですが、仲介人は上記のようなルールを期待していることを必ず心得ておきましょう。

お見合いは、自由恋愛とは違って何もかもスピーディーに進んでいきます。
結婚までの時間を無駄にしないためですね。

タイミング別~上手な断り方

タイミング別~上手な断り方

1. 相手と会う前にお断りする場合

では、お見合いや縁談の上手な断り方をタイミング別に解説していきます。

1つ目は会う前にお断りする場合です。
タイミングで言うと相手へ会う前なので一番断りやすいタイミングと言えますね。

ただし、仲介者によってはかなりしつこくお見合いを勧めてくることもあるので意志の強さが必要です。

良い断り方

  • 「拝見しましたが、もともと結婚を考えていないのでどうしてもお会いすることができません」
  • 「せっかくのお話しですが私にはもったいないほどの方です。申し訳ないのですがお断りさせてください」

ただし、相手のプロフィールやお見合い写真、釣書などを受け取った目を通した上でお断りする場合は注意が必要です。
お断りすることで、相手を気に入らなかったと思われる可能性があるからです。

2. 1,2度会った後にお断りする場合

実際に1,2度会ったものの、お断りしようと思うことも多々あります。
もしかするとお見合いの中で一番お断りが多いタイミングかもしれません。

理由はさまざまで、ピンとこない・見た目が生理的に受け付けない・自分とは合わないなどです。

相手を傷つけないよう、また仲介者の顔を立てるためにも注意深く断ることが大切です。

【こちらも参考に!】
お見合い後の初デートは、相手との相性を見極めるための大切なデートです。会話や行動のポイントを押さえておけば、落ち着いて初デートに臨めるでしょう。『婚活デートを成功させるには?好印象を持ってもらうための会話や行動』では、婚活で出会ったお相手と初デートするときのポイントを紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてください。

良い断り方

お相手へ直接ではなく、必ず仲介者へ伝えること。

  • 「お相手はとても素敵な方だったのですが私にはもったいない方です。すみませんがお断りさせてください」
  • 「性格やフィーリング、価値観が合わないようだったのでお断りさせていただきます」

相手が悪いわけではなく、自分には合わない、自分にはもったいないという自分主体で伝えるようにしましょう。

3. 3回以上デートした上でお断りする場合

3度以上デートを重ねたものの、お断りをしたくなるケースも決して少なくはありません。

1.2度会っただけでは気づかなかった相手の欠点に気付いてしまった、どうしても相手と自分がうまくなじまないなどよくあることです。

この場合、お相手も仲介者もかなり結婚を意識している段階なので、お断りをすることで大きなショックを受けることが予想できます。
慎重に言葉を選んで伝えましょう。

良い断り方

お相手へ直接ではなく、必ず仲介者へ伝えること。
ただし、3ヶ月以上や半年以上といった長いお付き合いを重ねている場合はケースバイケースで本人へ直接でも良いかもしれません。

  • 「長くお付き合いをさせていただきましたが、どうしても結婚を考えることができませんでした」
  • 「とても素敵な方なのですがご縁がなかったということでお断りさせていただきます」

責任はすべて自分にあること、相手を傷つけないよう最大限の配慮をしましょう。

パターン別~上手な断り方

パターン別~上手な断り方

1. 上司やお世話になっている方に紹介された場合

お見合いや縁談の話を持ってきたのが上司の場合、一番気を使う相手かもしれませんね。
あなた自身をかわいがってくれていること、そして紹介する相手も取引先や上司自身の血縁関係の人の可能性が高いものです。

なお、伝えづらいかもしれませんが必ず上司を通じて断ることを頭に置いておいてください。
お相手へ直接お断りしその事実を上司が知らない、というのは最悪の状況を招いてしまいます。

良い断り方

  • 上司とはかしこまって話をする場合
    「素敵な方なのですが自分にはもったいないので・・・」
  • 上司とはざっくばらんに話をする場合
    「素敵な方なのですがどうしても結婚する気になれなくて・・・相手を傷つけずにお断りすることはできませんか?」

上手な断り方はお見合い相手うんぬんよりも、あなたと上司の関係性にあります。

上司との関係性を保つためにはきっぱりお断りすることも大切ですし、断り方がわからなくて悩んでいると正直に伝えるのもまた1つの手です。

2. 親やおせっかいな親戚に紹介された場合

娘、息子の行く末を案じている親、よくいるおせっかいな親戚のおばさん、おじさん。

このような人たちに紹介された場合、1番注意すべきことははっきりと断りを入れることです。

基本的にはあなたの味方であるからこそお見合いや縁談を取り持ってくれるはずなのですが、いざ断ろうとすると「お付き合いしてみたらいいじゃない」「すぐには相性なんてわからないものよ」としつこくされることがあります。
そのため、きっぱりはっきりと断りましょう。

良い断り方

  • 「まったく結婚に興味がないのでお断りさせていただきます」
  • 「素敵な方ですが、結婚する気がありませんのでお断りさせていただきます」

あなたのことを良かれと思って縁談を持ってきてくれているのですが、親や親戚はあなたを心配してしつこく食い下がることもあるので注意しておきましょう。

【コチラも参考に】
婚活には、お見合いだけでなく、さまざまな方法があります。その中から自分に合った婚活方法を選ぶことが、結婚への近道ともいえるでしょう。『【タイプ別】おすすめの婚活方法を紹介』では、タイプに合わせた婚活方法をご紹介しています。あなたにぴったり合う婚活方法を探すため、ぜひこちらも合わせてチェックしてください。

3. 結婚相談所など会社を通じて紹介された場合

結婚相談所やお見合い相談所などの会社を通じたお見合いや縁談の場合、断り方を悩む必要はありません。

仲介者である会社とあなたはお金を支払っている関係なので、お断りする理由などストレートに伝えて構いません。
また後日、別の方を紹介してもらう場合に参考情報となります。

ただし、いくらお金を払っているとはいえ「もっと良い人を紹介しろ」といった横柄な態度では、まとまる縁談もまとまりません。
お見合いでの言動やお相手への希望など、仲介者である結婚相談所へ相談する意識を忘れずに。

ちなみに結婚相談所がお相手へお断りする場合は、相手を傷つけないよう答え方を工夫してくれます。

【こちらもチェック!】
上司や親戚からの紹介は、断るときに気を使いますよね。気を使わずにお見合いしたい方は、結婚相談所に仲介してもらう方法も検討してはいかがでしょうか?『仲人型結婚相談所ってどんなところ?メリットとデメリットも解説』では、結婚相談所について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

お見合いや縁談の上手な断り方としてパターン別、タイミング別に解説しました。

上司からの縁談といえば断りにくい最たるものですよね。
そして、1.2度会ったからといって恋愛や結婚ができるかどうかピンとこないことは多々あるものです。

冒頭でお伝えしましたがもう一度お伝えします。
お見合いや縁談を何度か経験している人は誰しも、自分から断る、相手から断られるなどの経験をしています。

1度のお見合いで結婚を決めた人以外は、誰しも断り方で悩んでいるのです。
あなただけではありません。断ることはお見合いにはつきものです。

相手と仲介者の立場を最大限配慮した上でお断りするようにしましょう。

補足情報

もし、お見合いや縁談を断る理由が、タイプでない場合や不満だけで、婚活自体は進めているアナタに朗報です。

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