ファッション
2019/11/13
街コンでモテる秋冬の着こなし!コートの色で女性の反応が変わるワケ
■男性の4倍ほど色彩認知力が高い女性たち
男性が選ぶ秋冬のコートといえば黒・紺・グレーなどダークカラーが一般的ではないでしょうか。ところが、これらのダークカラーでは街コンで女性から良い反応がもらえません。なぜなら、女性は男性のおよそ4倍色彩認知力が高いと言われており、女性の心は色に反応するからです。
「でも、会場ではコート着ていないしあまり関係ないでしょ。」と考える男性も少なくはありません。確かに街コン会場ではコートは着ていませんが、会場入りする前、受付の列を待っている時点で、恋の駆け引きは始まっています。この段階で、「あの男性と喋ってみたい!」と思わせることができれば、会話前からアドバンテージができるでしょう。
街コンで女子受けする秋冬のコート選びについて、『38歳からのビジネスコーデ図鑑 真似するだけで印象が劇的によくなる(日本実業出版社)』著者がお伝えします。
■キーワードは暖色系か?明るいコートの着こなし
反射した光の波長によって、人間は色を認識していると言われています。目に入った光が脳に影響を及ぼすからこそ、人の心は色に反応するようです。特に、女性は色に対する感度が男性より高く、実際、女性物のコートは男性物に比べカラーバリエーションが豊富です。
男性用コートの多くは、ブラック・ネイビー・グレーなど無難な色が多いからこそ、コートの色を変えることで周りの反応もガラリと変わります。特に、これから街コンでお話しするかもしれない相手となれば、かなりのアドバンテージをGETできることでしょう。
もちろん、冬という季節感から「明るい色のコートは寒々しい印象を与えてしまうのでは?」という不安もあるかもしれません。ですが、「暖色系の明るい色」キャメル・ベージュ色のコートは、明るいながらも冬らしい季節感あるコートとして重宝します。
■素材とデザインの掛け算で決まるコート選び
コート選びは「素材とデザインの掛け算」が重要です。秋冬の天然素材であるウール・カシミアを活かしたチェスターコート・Pコート・ダッフルコートは、普段のダークカラーからキャメル・ベージュ色に変えることで、その印象は大きく変わります。温かみある素材感と暖色系の色の相性がマッチするからです。
一方、防風・保温など機能性をもったテック素材と呼ばれる生地を活かしたステンカラーコート・トレンチコート型では、同じベージュ色であってもその見え方は180度変わります。生地の質感によって選ぶコートが変わるのです。
キャメル・ベージュ色のステンカラー・トレンチコート型は、テレビドラマの影響からサラリーマンや刑事が着ている印象がぬぐえません。キャメル・ベージュ系コートはチェスターコート・Pコート・ダッフルコート型を選ぶことで間違いないでしょう!
■街コンで女性から声を掛けられる!暖色系コートの究極
大半の男性は目立つことを苦手とする傾向がありますが、街コン・婚活パーティーなどライバルが大勢いるときは目立たないと女性に覚えてもらえません。せっかく会話してLINEを交換しても、後日既読スルーされる理由は、女性の記憶にあなたの存在が残っていないからです。
そういう意味では、究極の暖色系コートは、男性にとって抵抗がある赤いコート。赤にも種類があって、真っ赤なコートが苦手な場合は、「テラコッタ」、イタリアで使われることが多いオレンジ色の一種です。太陽を感じさせるこのコートは温かみがあるだけではなく、着ている男性が少ないのです。ここ数年増えてきたこのコートで、実際、クライアントの報告によると「街コンで女性から声を掛けられることもあった!」とありました。
ウール・カシミアをベースにすることで、生地特有の毛羽立ちがオレンジレッドの強さを柔らかく見せるため、想像以上に合わせやすいことが特徴です。もちろん、試着したとき派手だと感じるでしょうが、テラコッタは、ブルー系のジーンズと合わせることで全身に調和を生みだすということを知っておけば間違いません。
アウターコートとして活用するならば、ザックリしたセーターや一枚で着るニットソーを選びましょう! また、オーバーコートとして活用するならば、白シャツにネイビーのニットなどベーシックな着回しが合います。
■街コンでモテる!ダークカラーのコート選び
とはいっても、色物コートを着こなすことに抵抗がある方もいらっしゃることでしょう。そこで、ダークカラーのコートで街コンに行くときのコツを教えます。大人がダークカラーのコートを着こなすためには2つのアプローチが考えられます。ひとつは、高級感ある上質な生地を選ぶことです。
ウール100%の生地よりウール80%・ナイロン20%の生地が高級感あるよう見えるということは意外と知られていません。ナイロンが混ざることで、生地に「張り」と「光沢」がブレンドされ、その様はまるでカシミアのコートに見えるのです。
カシミアの高いコートを買わずとも、街コンでお手軽にモテる冬のコート選びでした。
■著者プロフィール
森井良行(もりい・よしゆき)
スタイリスト / (一社)服のコンサルタント協会代表理事。 「外見とは、いちばん外側にある内面。外見を磨くことは、内面のよさを伝える第一歩」をモットーに、これまで4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行する。 現在では、ユニクロからエルメスまでを上手に活かす「着こなしのメソッド」を構築し、おしゃれを科学するオンラインサロン「エレカジ大学」を主催。ビジネスマンのおしゃれに役立つ情報を毎週木曜日に配信中!
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